スギヤマカーサービスからのお知らせです。
1日、アメリカの自動車最大手企業「ゼネラル・モーターズ(GM)」が連邦破産法11条(日本の民事再生法相当)の適用を申請した。連邦倒産法7条ではない事が大いなる救いであろう。所謂、両手を挙げたのではなく再出発する為に動き始めまたということだ。ただ、再出発をする為に今ある借金を帳消しにし、民間でなく国営(米政府60%+カナダ政府12%株所有)企業として経営し始め、6~18ヶ月で再上場を目指すとのことである。非常に大きな英断をしたオバマ大統領の今後の手腕に注目が集まるところであろう。現在出されている再建方法は、(1)従業員を35%減らす・(2)工場数の削減・(3)販売ブランドの絞込み・(4)生産台数を販売台数に合わせる・(5)再上場時期の明確化などの対策が打ち出されている。低迷する日本企業にでも当てはまる対策案かも知れない。GMについては今後も注目をしなければならないが、まずは自らの足元の見直しも早急に必要である。
Copyright (C) sugiyama car service. All Rights Reserved.