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全盲のピアニスト 辻井伸行さんが「クライバーン・コンクール」で優勝したことは、テレビや新聞で既に聞かれていると思います。私も幼い頃ピアノを練習していた事がありますので、少し興味があり調べてみました。彼は生まれつきの盲目で、8ヶ月頃流れていた曲に合わせて体を動かしたり、2歳3ヶ月の時、お母さんが口ずさんだ「ジングルベル」をおもちゃのピアノですらすら弾いたとか、全盲はハンディキャップと思い込んでいた両親の考えを変えさせ始めたのです。ここで凄いと思ったのはご両親です。産婦人科のお父さんですから、金銭的なことは心配させないで育てれるという過保護的な発想ではなく、受賞したことで「これで彼が食べていける道が開かれた」と、彼を自立させたいと言う発想です。また、私と同じ年の(関係ないですが)お母さんの明るい家庭作りで、彼の才能に気付く環境があったんだとも思います。そんな両親の家庭で育った彼だからこそだと思いますが、彼のインタビューが凄いです。「ここまで来られたのは両親のおかげです。受賞はまだスタートなので、これから国際的に活躍できる器の大きなピアニストになりたいです。」彼をハンディキャップ者と思っている私こそハンディキャップを持っている人間なのかも知れません。
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