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「全国最年少○○の誕生」という見出しの記事を目にすることがある。勿論、全国の誰かが一番若い○○なんだから、当たり前のことである。先日も95万政令都市の千葉市の市長に31歳(現時点で最年少)の熊谷俊人さんがなられた。選挙期間一ヶ月の大勝利だったそうだ。年齢は、選挙において大きな要因である。人柄も知らず地域も全く関係ない私でも、選択の大きな要因になります(私が選択することも無いのだが・・・)。今日その彼のことを取り上げようとした一番の原因は彼の言葉である。ある記者に「31歳なんて若すぎないですか?」と質問された時に彼は「私は三十年後もこの街に生きている。自分で作った借金は自分で払うという未来への責任を負っている」と切り返した。単純な私は彼のこの一言でファンになってしまった。感動した。今の政治家に欠けている将来の責任の負い方を彼は意図も簡単に言ってのけたのである。ここで彼の語録を少し紹介しよう。「歴史を振り返ると、行き詰まったときには必ず政治に変革があるのになぜ、何も変わらないんだ」「前市長の汚職は市長一人だけの問題ではない。汚職が事実としたら、市職員が絡んで始めて成立する。汚職を許してしまった千葉市の体質を変えなければならない」「第三者機関による外部調査によって過去の入札を徹底的に調査し、過去のしがらみを断ち切る」。当選翌日初出勤のモノレールの中で「喜びよりも、責任の重さを感じ、緊張している。早く執務に取り掛かりたい」また、職員の訓示では「31歳の私は職員の上司として市長に選ばれたわけではなく、市民と職員の橋渡しのために選ばれた。上司という感覚ではなく、姿勢を良くする同志、仲間と思って接して欲しい」と。言葉は得てして誤解や怒りを生む、しかし未来への希望も夢も生むこともある。千葉市民は彼にオバマを見たのであろうか。わが市にもオバマが出てきて欲しいものだ。
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