スギヤマカーサービスからのお知らせです。
昨日のあるTV番組を見ていて考えさせられました。それは、ある弁当屋さんの話でした。高度成長期、急成長をしていたお弁当屋さんでしたが、中々人が集まらず悩んでいました。そこで、遊び仲間だった所謂不良な子達を入社させていたんですが、ある日100人を超える食中毒を出してしまいました。相手先は売上の4割を越えるお得意さんでした。当然新聞には載るし、一週間の営業停止は言い渡されるしで、会社の存続の危機でした。実際、社長は当時を振り返り「会社は終わったな」って思ったそうです。保健所の営業停止が明けた初日、出社してきた社員は困った挙句に入社させた元不良だけだったそうです。そして、その中の一人が「社長、今からお客様の所へ謝りに行きましょう。土下座だって出来ますよ」っと言って、他の社員を引き連れて出かけて行ったそうです。実際、当時の事を社員に聞くと、「何件土下座したか覚えてないけど、本当に申し訳ないことをしたから謝りたかった。」そうです。勿論、不良な子の肯定をするつもりはありません。ただ、先輩後輩とか、筋道とかを大切にしていた過ごし方が、ここで出てきたのかも知れません。先日ある社員が、掃除機を使用方法が悪く壊しました。「社長、掃除機が壊れました」なのか?「社長、掃除機を壊してしまいました」なのか?この言い方の違いで、この社員の将来は大きく違ってくるでしょう!ミスはしゃあないです。ただ、責任を持つということは、ミスをした時の言葉の違いに出てくるでしょう。自らも社員と共に、後者の言い方が出来るように、精進しないといけません。
Copyright (C) sugiyama car service. All Rights Reserved.