スギヤマカーサービスからのお知らせです。
『日産自動車は整備専業者にEV(電気自動車)のサービス技術情報を提供する』と発表しました。従来ガソリン車に関しては、各メーカーとも技術情報の開示提供して頂いていましたが、日産自動車は電気自動車に関しても同様に情報提供をして頂けることになりました。日産自動車の電気自動車というと12月に発売予定の「リーフ」です。現時の予定では、全長145mm・全幅177mm・全高155mmで3ナンバーです(多分電気自動車もガソリン車と同様の規制だとして)。5人乗りの最高時速は140K/h位、前輪駆動車です。勿論、マフラーはついていません。販売予定価格は299万円位からです(政府から77万円が補助されたとして)。今年度に関しては、自動車取得税と自動車重量是は免税。自動車税に関しては翌年度50%課税でハイブリッドと同じ税制優遇となります。燃料費に関しては、当然ガソリン代は「0円」です。電気代として年間86000円(月1000Kmとして換算)で、一般的な走行のガソリン車が年間67万円ですので、ランニングコストの差は歴然としています。電気自動車情報は後日話すとして、こんな電気自動車のサービスマニュアルや、事故故障時の緊急対応マニュアルの提供を日産はしてくれるそうです。また、故障診断時に使用する診断ツール「CONSULT-III」もEV診断用ソフトと共に販売して頂けるそうです。日産の目的は、勿論電気自動車を量販するために、整備業界を取り組み拡販の協力を得たいと思いますが、整備業界に取っても、情報をクローズ化予定のトヨタに比べれば、後々整備に関わるためにお客様には日産車を勧めるのは当たり前のことです。電気自動車の普及によってガソリンスタンドや、マフラー屋・エンジン屋など数多くの業界が無くなります。整備業界も電気屋さんは残っても必要とされない業界になってしまうかも知れません。そうならない為にも、時代の動きに合わせた技術習得をしていかなければなりません。弊社も何とかついていきたいものです。
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