スギヤマカーサービスからのお知らせです。
先日の業界紙に「電気自動車の弱点解消か?」の見出しでこんな記事が載っていました(以下抜粋含む)。従来電気自動車(EV)は環境の良さで今後の自動車業界で大きなシェアを生むだろうと言われていますが、走行距離が短いと言う弱点がありました。その弱点を克服する「EV専用エンジン(レンジエクステンダー:距離を伸ばす装置)」の開発が活発に行われているとのことです。そのパイオニアとしてスズキ自動車が今秋に発売する「スイフト」のプラグインハイブリッド(PHV)に発電専用エンジンを採用されるそうです。割高な二次電池の搭載を少なくした上で電気エネルギーのみでの走行距離を伸ばせるアイデアがどのように受け入れられるか注目を集めそうです。レンジエクステンダーを搭載したEVは発電しながらモーターで走行する「シリーズハイブリッド」の一種ですが、あくまでも二次電池のエネルギーを使いきった時に作動するバックアップ装置なので、バッテリーに蓄電された電力で走るEVの補助電源です。この点がエンジンで発電された電力で走るプリウスなどとの大きな違いと言うわけです。こんな夢のようなシステムなら直にでも実用化してもらいたいのですが、問題が山積みだそうです。問題解決の為には、レンジエクステンダーを発電専用にすること。その際の燃費はガソリンエンジンより相当数高めること。軽量化することで搭載することによるボディー強化を限りなく少なくすること、などなどです。その他の問題点も含め解決されたものが開発されれば、EVはCo2が勿論ゼロ、ガス欠ならぬバッテリー上がりの不安も解決される夢のエンジンがまた一つ市場投入されるということです。プリウスを筆頭にした次世代車は今後10年で目覚しい発展をされていくのでしょう。ついてゆかねば!!
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