スギヤマカーサービスからのお知らせです。
しかし毎日暑いですね~。週間予定を見たら、明日は38度、以降まだまだ35度超えの日が続くって言うんじゃないですか?お天気さん!もう9月でっせ!!頼んまっせ!ふ~。ところで、「物件事故報告書」って聞いたことがありますか?事故の経験者でも聞かれたことが無いかも知れませんが、近年この「物件事故報告書」を取得し、示談解決の材料にされる案件が増えてきました。通常、交通事故を起こすと「まずは警察を呼んで下さい」と言われていますよね。で、現場に来た警察官は「誰と誰の事故ですか?当事者は免許証と車検証と自賠責保険証を持って来て下さい」といわれ、パトカーとかで記録を写されます。その後事故状況を双方若しくは片方ずつ聞かれ、「事故証明書」の作成をされます。警察は当然「民事不介入」ですから、現場で「あんたが悪い」とか「この事故の過失割合は○:○です」とかは言いませんが(たまに勘違いした警察官が裁判官みたいに判定を下す人がいますが論外の方です。但し運転内容によっては注意は受けます)第3者として事故の状況を記録します。保険を使用する場合はこの「事故証明書」の入手が必須ですが、これは保険会社が取得する場合が多いです(たまに自分で取得せよって言われる保険会社もありますが)。で、双方の保険会社に事故報告した内容で示談交渉に入ります。双方の事故状況が一致していればスムーズな解決に向かうんですが、一致していない時が厄介です。「俺の方が青だった」とか「こっちは停止していた」とか内容は色々あると思いますが、目撃者でもいない限りどちらの言い分が正しいかは判断できません。勿論、保険会社は自分側の契約者の言い分を元に示談交渉していますから、その言い分が違えば解決に至らないことは言うまでもありません。そんな時にこの「物件事故報告書」を取得することがあります。これは弁護士さんにお願いし裁判経由で警察から取得するものですから、一ヶ月ほどかかる事が多いです。で、この「物件事故報告書」には事故証明書よりも詳しい事故状況が書かれ図面も書かれています。但し、現場で双方の言い分が違う場合は、双方の言い分が書かれ()下記で「詳細は不明」と書かれますので、全ての期待を望むことは禁物です。しかし、目撃者も居ない場合などは解決に向けての大きな材料になるでしょう。私がここで言いたいのは、事故現場での現場検証の際には、『自分の思ったことをハッキリと伝える』事だけは肝に銘じておいてください。でも、事故は最新の注意をすれば免れることが多いです。この暑さの中ですが運転には十二分注意して下さい。
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