スギヤマカーサービスからのお知らせです。
人生で昨年までに海外旅行を14回経験しているんですが、その都度色々のカルチャーショックを受けてきました。その中の一つに各国の通行方向のことがありました。小さい頃から、外国は右側通行の左ハンドルで外車と言えば左ハンドルが外車の象徴だと思っていました。今までは、たまたま訪問した国が右側通行で左ハンドルの国だと思っていたし、左ハンドルをみて外国だな~って感じていた位でした。当然、外国と言う興奮で特に違和感は無かったんですが、先日の中国でのモーターショーのニュースをみて、愕然としました。中国には過去2回訪問したことがありましたが、当然?左ハンドルの右側通行でした。そうなんです!中国でも左ハンドルの右側通行なんです。韓国でもそうでした。調べてみると、日本とイギリスとオーストラリアくらいだけが左側通行の右ハンドルなんですね。何が言いたいかと言うと、世界基準は知らない内に右側通行の左ハンドルで統一してしまいそうだ、ということです。弊社にも車を外国へ輸出する業者さんが良く来社されますが、その方に聞いた話だと、日本車は人気があるので良く売れるらしいですが、ドバイ辺りで左ハンドルに改造をしているらしいです(最近の車両は改造が出来るスペースが無い車も出てきました)。また、ドイツ車を取り扱う業者に聞いたところでは、日本は大きな市場なので、日本人用に右ハンドルにわざわざ改造をして輸出しているそうです。現在はイギリス・日本と市場はまだまだ大きいので改造してでも輸出したい販売側の事情がありますが、市場が小さくなったり、更に中国の市場が大きくなったりすれば、企業ですので右ハンドルの改造自体を辞めてしまうかも知れません。将来を見据えて日本も右側通行に変更し、メーカーには左ハンドルを標準にするような政治的英断が必要になる時が近い将来来るかも知れません。私が生きている内には実現できないかも知れませんが、センターハンドル車なんかの発売から徐々に右側通行になっていけば、グローバル競争にも低コストで参加できるような気がします。勝手なことを言っていますね。
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