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昨日、損害保険料率算出機構が「参考純率」を平均5.7%引き上げた。この結果が直に各保険会社の保険料アップに繋がるとは限りませんが、近い将来の保険料見直しの際には大きな影響があることは間違いありません。ところで「損害保険料率算出機構」とは何ぞや?2002年に、損害保険料算定会と自動車保険料率算定会が統合して発足しました。損害保険各社から収集した大量なデータに基づいて自動車保険や火災保険、傷害保険の保険料を決める際の基準となる「参考純率」を算出しています。要するに、多くの方が払って頂いた保険料と事故などで保険会社が支払った保険金のバランスを調査し参考数字を提案している機構です。各損害保険会社はこの参考純率を使用する義務は無いですが、参考純率を目安に独自のデータを加味して保険料を決めている事が多いわけですから、6年振りに改定された事はやはり値上げは止む無しかも知れないと言う事でしょう。但し、前回の6年前の数字は実は6%値下げをしています。ですから、6年前の基準に戻ったと言うことになりますが、実際はこの間、各保険会社の保険料は独自に毎年見直しをしている訳で、事実値上がりをしているから、この先どのような保険料が算出されてくるかは、注目すべきところではないでしょうか?では、何故でしょう?昨年来、自動車の保有率の減少に、保有車両の小型化が輪を掛け、保険料の減少が際立ってきた事と「安全衝突ボディ」の採用車両が増えたことで一事故での支払い保険金が増えたことがあるでしょう。更に高齢者の方達への保険金の支払いが極端に増えたことも大きな要因です。今回の調査では初めて10歳ごとの区分で両立を出しています。それで見ると60歳以上は約20%アップになっています。このように社会背景を受けての数字だったと言えるでしょう。どちらにせよ、家庭の負担が増えることは間違いないでしょう。燃費の良い車に買い替え、減税も受け、浮いたお金が自動車保険意消える。私が言うのも可笑しいですが、納得がいかないかも知れません。
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